2019/06/10 10:00

梶井基次郎の『檸檬』という小説をご存知ですか。

高校の教科書にも載っている名作ですから、一度は耳にしたことがあるかもしれません。


主人公が京都の街を、レモンをポケットの中で握りしめながら歩くシーンがあります。

初めて読んだとき、レモンの色、形、握った時の感触が手に取るように伝わってきたのを覚えています。

小説のみならず、レモンという果実そのものの虜になってしまうような作品でした。


みずみずしく、美しく、私たちを魅了するレモンと、

そのよさを余すところなく描いた小説『檸檬』から

インスピレーションを得て作り上げた作品が、

「黄金の爆弾」という絵画です。





雑多に積まれた本の上に鎮座する、レモンエロウの塊。

小説では、いまいましい現実に疲れた主人公の、ちょっとした冒険でした。

そんなクリエイティブな遊び心が、今こそ私たちに必要なものかもしれません。


そして、この作品が手軽に楽しめる、スクエア箋になりました。

1種類×6枚入りで、表面にイラスト、裏面にメッセージが書けるようになっています。

描きやすくにじみにくい上質紙を使用しております。

万年筆で、ペンで、鉛筆で、すらすら書いちゃってくださいね!





日本文学が好きな方、とくに『檸檬』のファンの方に、大好評をいただいております。

あなたも『檸檬』の主人公のように、いたずらをしている気分になれるかも!?

かつての文学少年・文学少女に贈る、胸キュンな一筆箋です。

ノスタルジックな日本文学を巡る旅に、もう一度出かけましょう。

ご自分用に、プチプレゼント用に、どちらにもおすすめです。





・『サーカス』(中原中也 著)のスクエア箋を見る。


・『山月記』(中島敦 著)のスクエア箋を見る。